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蟹座っぽくない

sana.naka

蟹座のイメージ。

母性的。
仲間想い。
家庭的。
優しい。

星座占いを読むと大抵そんなことが書いてある。

「ぜんぜん当てはまらないんですけど?」

「なんで蟹座やねん。」(エセ関西弁)

と長年思っていましたが、占星術を学んでみて
その感覚が覆りました。

「めっっっっちゃ蟹座やん!!!」(エセ関西弁)

私、めちゃくちゃ蟹座でしたわ。

おほほほ。笑

生粋の蟹やろうでした🦀🦀🦀

私のように「私、母性なんて皆無ですけど?」と思っている蟹座さんがいましたら、ぜひお付き合いくださいな。

まずね、なんで私が蟹座を否定してたかというと
(蟹座が悪いわけでなく、自分が蟹座っぽくないという意味ね)

まず、第一に『家庭的ではない』からです。

蟹座は育てることが得意だと言われますが、
植物は絶対に枯らす女です。

だから家にはフェイクグリーンしかありません。
そもそも土を家の中に持ち込みたくないのです。

動物にもあまり好かれません。笑

なんなら子供も苦手です。

嫌いというより、どう扱ったらいいのか分からないのです。

ディズニーとかライブで「ワー!!キャーー!!」って
できない人間なので、
子供や動物に対しても固まってしまうのです。
(5ハウスという自己表現の部屋に土星があります)

キャッキャッしているタイプの
いわゆる光属性の人間ではないので(笑)

感情を思いっきり表に出すことが苦手です。

決して楽しくないわけではないのですが、
ノリについていけないタイプです。

家事も苦手。

育児も不得意。

仲間想いはまぁ当てはまらなくもないけど。

蟹座といえばやはり「母性」を思い浮かべますし、
ぜんぜん当てはまらないと思ったわけです。

あと優しいとか、家族想いとも言いますよね。

私、家族に対してかなり冷たいです。

昔から親に「冷たい子だね」と言われて育ってきました。

冷たくなった理由は今回は割愛しますが(笑)
身内に対してはとくに厳しさを持っています。

だから家族とも仲良くないし、

家族想いとか母性とか言われても、全くピンときませんでした。

 

だけど、占星術を学んで分かったことは
『蟹座の人って家族とのトラブルがけっこう多い』
ということ。

これって家族に対して意識が向かっているから
こういう問題を抱えているってこともあると思う。

無関心なのではなく、家族間での衝突が多いのは
それだけそこに敏感に反応するということもあるかもね。

私もやはり家族とはトラブルだらけ。

まぁ私の場合は4ハウスに冥王星もあるので、色々と闇が多すぎるのですが。

そして、蟹座の愛情は決して優しさだけではない。

むしろ“蟹座の愛“って厳しいのだと知りました。

だって蟹ってハサミ持ってるもんね?

チョキチョキ、ハサミ振り回してるもんね。笑

家族だからこそ、厳しく育てる。

これめちゃくちゃ分かります。

他人にはそこまで厳しく言いません。

身内だからこそ私も特別きつく言ってしまいます。

友達やそこまで関係性が深くない人に対しては
口が裂けてもそんなこと言わない。

それってつまり愛情の裏返し。

家族だから、はっきり言う。

それはもう身内の証。

そんな風に思った。

そして裏切られた時の怒りのボルテージと言ったら。笑

もう激情するわけですよ。

怒りで感情が抑えきれないくらい。

普段はそこまで怒らなくても、身内のことになるとプッツンきます。

とくに私は幼少期から母が大嫌いでした。

この世で一番嫌いな存在でした。

絶対あんな人間にはならないと思って、反面教師となっていました。

父も散々酷いことをされてきたのに、
「血のつながったお母さんなんだから」と言います。

なんて優しくて甘い人なんだろう。

そんな風に思います。

私はそんな風に寛容にはなれません。

実の母だけでなく、義理の母にも
「お母さんの苦労も知らないで」と
嫌味を言われたことがあります。

そりゃあ、母親だって人間です。

だけど、うちの母親の場合は特別で、
本当にクレイジーな人でした。(いわゆる毒親というやつです)

義理の母には「親になったら分かる」と言われましたが
親になったからこそ理解できません。

最初こそ、私が母に対する嫌悪感を見せると義理の母はブツクサ言っていましたが、結婚後にお金を騙し取られた事件があり、それ以来はもう何も言わなくなりました。笑

血の繋がっていない父の方がよっぽど親としてまともでした。

そんなわけで、私は幼少期からずっと母が嫌いだったわけで、
どうして家族想いって言えるのよ?と
蟹座に対して反抗的だったわけです。

ですが、蟹座の【裏切られた時に心のシャッターを閉める】性質を知り、
「まさに蟹座だなぁ」と感じたのでした。笑

母親なのに許してあげられないのではなく、
“母親だから“許せないのです。

一番守って欲しかった人だから。
一番愛されたかった人だから。
お母さんには私の味方でいて欲しかった。

それが裏切られたのです。

一番大切な人に裏切られた。

その心の傷の深さは計り知れません。

友達や彼氏に裏切られても、そこまで根に持たないのに。

母親だからこそ
その裏切りが許せなくて、強烈な怒りへと変わった。

一生許せない。

そんな風に呪うような気持ちを持っていた時もあった。

これは私が家族を大切にしたかったからこそ、
こんなにも『許せない』という気持ちとして
残ったのだなぁと思う。

そうか、私は人一倍家族に愛されたかった。

とくにお母さんに愛されたかった。

それが叶わなかったから、こんなにも母親に対して憎悪や怒りを感じ、敵意を剥き出しにして生きてきたんだなぁと思う。

それってある意味すっごく蟹座っぽいじゃん。

そんな風に納得がいってしまった。

私の月は4ハウスという『家族や心のよりどころ、プライベートな場所』のお部屋にあります。

月は感情や自分のプライベートを表す。

私にとって家族がどれほど大切なのか。
大人になってよーく分かった。

家庭が本来なら心の拠り所だったのに、
昔は家が嫌いすぎてずっと外にいたっけ。

学校が大好きで、家が大嫌いだった。

でも、今はお家大好きです。

子供の頃はあたたかい家庭には恵まれなかったけど、今は自分のパートナーとすごく穏やかな毎日を送っています。

ようやくできた私の心の拠り所。

夫と出会って、私はこの人と会うために辛い試練も乗り越えてきたのだなって思った。

母親には恵まれなかったけど、夫に出会えたから「まぁ、いっか ♪ 」って思えるようになった。

私の冷たい冷たい氷を溶かしてくれてありがとう。

最後、なんか話がずれた気がしますが、
とにかく私は蟹座ってことで納得したのでした。

「私、自分の星座に納得してない!!」
という方はぜひ一度ホロスコープを調べてみてください。

私みたいに新しい発見があるかもしれませんよ。

 

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